訪問介護の採用コストで最も無駄なのは、採用した人が3ヶ月以内に辞めることです。求人広告費・面接時間・研修コストが全て無駄になります。私が3人から53人まで事業を育てた過程で、早期離職の原因は採用時点ではなく、入社後最初の3ヶ月の設計にあると気づきました。

ヘルパーが3ヶ月以内に辞める本当の理由

  1. 「聞いていた仕事内容と違う」:採用時の説明と実態のギャップ
  2. 「シフトが組みづらい」:希望通りのシフトにならない
  3. 「移動時間が無給」:訪問間の移動が有給かどうかの確認不足
  4. 「孤独感」:一人で訪問するため、困っても相談できない
  5. 「評価されない」:頑張っても誰にも見てもらえない感覚

入社初日〜1週間のオンボーディング設計

時期やること目的
入社初日管理者との1対1の面談(1時間)期待値の調整・不安の解消
入社1週間同行訪問(先輩ヘルパーと一緒)業務の実態を掴む
入社2週間サ責との確認面談困っていることを早期把握

3ヶ月フォローの仕組み

  • 1ヶ月目:サ責が毎週電話で状況確認(5分でよい)
  • 2ヶ月目:管理者との面談(30分)でキャリア軸を確認
  • 3ヶ月目:「本採用確認」という節目を作り、継続意思を確認

3ヶ月定着したヘルパーは、統計的に1年以上続ける確率が大きく上がります。最初の3ヶ月に集中的に関わることが、長期的な採用コスト削減につながります。

シフト設計が定着率に直結する

ヘルパーが辞める理由の多くはシフトの問題です。希望休が通らない、急なシフト変更が多い、移動時間が長い——この3つを解消するだけで定着率は大きく上がります。シフト設計は採用設計と同じくらい重要な経営課題です。

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