訪問介護の介護報酬請求について、開業前に必ず理解しておくべきことが一つあります。サービスを提供した月から入金まで、約2ヶ月のタイムラグがあるということです。これを知らずに開業すると、3ヶ月目に資金ショートします。

介護報酬の請求フロー

時期アクション
サービス提供月(例:4月)訪問介護サービスを提供・記録する
翌月10日まで(5月10日)国保連(国民健康保険団体連合会)に請求書を提出
翌々月末(6月末)介護報酬が口座に入金される

⚠️ 4月に提供したサービスの入金は6月末です。この2ヶ月間の人件費・家賃・経費は、全て手持ちの資金でまかなう必要があります。

開業初月の請求でよくある3つのミス

  • ①請求コードの誤り:身体介護・生活援助・通院介助など、サービスの種別コードを間違える
  • ②加算の請求漏れ:特定事業所加算・処遇改善加算など、届出した加算を請求し忘れる
  • ③請求期限のミス:毎月10日の期限を過ぎると、当月は請求できず翌月に持ち越しになる

請求ソフトの選び方

ソフト名月額目安特徴
カイポケ1〜3万円訪問介護特化・シフト管理も一体
ワイズマン2〜4万円大規模事業所向け・安定性が高い
楽らく0.5〜1.5万円小規模向け・低コスト

請求ソフトは開業前に選定・契約し、請求の練習をしておくことを強く推奨します。実際の請求は「やってみないとわからない」部分が多く、最初の月は必ずトラブルが発生します。

返戻(差し戻し)や過誤請求が来た時の対処法も、開業前に把握しておく必要があります。返戻対応を誤ると、入金が数ヶ月ずれる場合があります。

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